中絶 費用

ここでは、日本で中絶をする場合の費用を紹介します。日本では、中絶薬を使った中絶は許されておらず、病院で受ける中絶は、すべて人工妊娠中絶手術となります。中絶薬を求める方は、一番下にある連絡先にメールをお送りください。

人工妊娠中絶手術の費用

日本では、人工妊娠中絶手術のみが行われています。手術を受けられるのは、妊娠22週未満、つまり、21週6日までですが、妊娠12週前と12週以降では手術の仕方は異なります。母体保護法指定医のみが病院あるいはクリニックで中絶手術をすることができます。保険は全く適用されません。費用は妊娠12週までなら10万円から15万円と考えていいと思いますが、値段に幅があるのは、中絶する時点での週数、入院する必要があるかどうか等によります。12週から22週未満までの中絶手術は20万円を超えることもあります。費用は週数や病院によります。

 

薬を使った中絶の費用

日本では、女性が、中絶薬を使い、自宅等で自分で妊娠中絶をすることは許されていません。ですが、世界保健機関(WHO)は、12週までの妊娠であれば、薬を使い、安全に中絶をできることを確認しています。女性からは、初期の妊娠ならば、なるべく自然流産に近い形で中絶をしたい、という声が多々聞かれます。

豊かな国に住んでいても、人工妊娠中絶手術が高額であるため、どうすればいいかわからずに悩んでいる女性がたくさんいるのが実情です。中絶ができない、あるいは中絶をする手段を選択できない、ということは、女性の性と生殖の権利が保障されていない、ということです。

中絶薬を使った中絶は、質と効力ともに信頼できる薬、正しい薬の使い方の指示、それを注意深く実行することにより可能になります。

私たちの団体Women on Webは、自分の国で安全な中絶を受けることができない女性を支援しています。寄付の確認がされてから支援の手続きが始まります。日本の場合、90ユーロ(12000円くらい)の寄付をお願いしています。私達は非営利団体です。寄付のおかげで活動とウェブサイトを維持することができています。寄付のみで、世界中の、中絶が犯罪である国や極貧に住む女性たち、豊かな国に住んでいても、様々な理由で安全な中絶をすることができない女性を支援することができています。寄付が困難である場合でも連絡をください。解決策を見つけましょう。

私たちの団体は、安全な中絶は大切な権利であると信じています。何らかの理由で中絶をできない方、中絶薬が必要である方は、こちらにご連絡ください。中絶薬が必要かどうかわからず、もっと知りたい、という方も連絡をください。info@womenonweb.org

中絶薬を使って安全な中絶するにはこちらをクリック